こんにちは!けんごろうリハビリデイサービスです。
11月も残すところわずかとなり、いよいよ晩秋めいた季節となって来ました。 今日は生憎の雨に加え、身震いするような空っ風が吹くようなお天気となりましたね。 こう底冷えするようなお天気となると自然と着る物も厚くなり、炬燵やエアコン、暖かい食べ物などが恋しくなりますね。 とかく気温の下がりがちなこの季節。外側だけでなく身体の内側からもしっかりと身体を温める事が重要です。
今回は「しょうが」のお話しです。 しょうがと言えば、日本においては普通にすりおろして薬味として使ったり、お寿司には欠かせない「ガリ」。 しょうがの風味がかおるお肉のしょうが焼きなどが一般的でしょうか。 これらの他にジワッとした爽やかな辛みが特徴の漬物にしたり、シャンパン等のリッチな食前酒代わりにもされるジンジャーエールなど、意外と姿かたちを変えて私たちの食生活に関わっています。
しょうがの特徴と言えば、独特の辛みと香りです。 香りはシオネールという成分からで食欲増進の働きを持ちます。 辛みはジンゲロール・ショウガオールという成分から構成されます。 ジンゲロールにはガリにも発揮されている通り強い殺菌作用があり、これを加熱する事で ショウガオールに変化します。ショウガオールには血行促進作用があり、新陳代謝を高めて体を温める効果があります。 ただし、「何事も適量」という事で身体を温めるつもりでしょうがを食べすぎると、発汗が促されるので汗が冷え、かえって身体を冷やしてしまうこともあります。
雨風がしみる今夜、煮物にすりしょうがなど入れてみては如何でしょう?